エストニアより”バルチックポータ”樽
北ヨーロッパ・エストニアに2011年創業のプヤラ醸造所より「Pohjala Öö / alc10.5%プヤラ・オオ」樽を入荷。黒色/ロースト麦芽の芳ばしさはビターチョコや珈琲の様。滑らかでカラメルや焦がしたトーストを思わすコクのある複雑な麦芽風味。後口にはホロ苦さと心地良い酸味が楽しめるフルボディな1杯。ビアスタイルの”バルチックポーター”は英国からバルト海の沿岸地域へ輸出されていたビール。18世紀に英国から導入され、現在ではバルト海に面したほとんどの国が”バルチックポーター”を醸造しているそう。醸造所はエストニア人4人のビール愛好家と、スコットランドのブリュードッグ醸造所で経験を積んだブリュワーと共に設立。デンマークのトゥオール醸造所などとコラボビールも発売しており、世界的にも勢いのある注目の醸造所です。
初入荷!イギリス 新鋭醸造所よりIPA樽!
英・ロンドン南東バーモンジーに2013年設立のFOURPURE フォーピュア醸造所よりアメリカンスタイルのIPA「SHAPE SHIFTER シェイプシフター…alc5.9%」樽生。オレンジ色/シトラ.モザイク.センテニアル3種のホップを使用。マンゴーやパイナップルを思わすトロピカルな香り、口当たり軽快でグレープフルーツ系の風合いが瞬時に広がる。麦芽のコクもありボディは中程度、ややキレのある苦味で爽やかな後口。微かな渋みが残りますが心地良いく綺麗。アメリカンホップを贅沢に使用していますが、上品なまとまりで飲み飽きないかと。続々輸入される新鋭醸造所のイギリスビールですが、ロンドンだけでも60を超える小規模醸造所があり、これからも増加の傾向らしいです。イギリスエールファンとしては楽しみですね。皆様是非!
初入荷!イギリスより温州みかん果汁使用の小麦ビール。
英・ロンドンから北東にある海岸線の町 サウスフォールドに1872年設立のアドナムス醸造所より先日ご紹介のラガーに続き「Adnams Satuma wit bier アドナムス・サツマ・ウィットビア…alc4.7%」樽。白濁黄色/温州みかん果汁.コリアンダー.ナツメグを使用。フルーティーな香り、口当たり滑らかで小麦の柔らかな甘みに、バナナやオレンジの風合い。苦味は控えめで爽やかな後口。伝統的な英国スタイルを得意としている醸造所ですが、こちらの”ジャックブランドシリーズ”は少量生産で革新的なビールを醸造し、ビアコンペでも数々の賞を受賞、(SIBA National Keg Beer Competition 2015 – Champion Pale & Golden lagers.)(2014 International Beer Challenge GOLD)。醸造所敷地内には蒸溜所も隣接、地元の穀物を原料にジンやウォッカ.ウイスキーも造られておりビールファンのみならずスピリッツ好きの方も注目の醸造所です!
ドイツより 元祖燻製ビール樽 !
美しい街並みの旧市街地が、世界遺産にも登録されている南ドイツ・バンベルクに位置するヘラー醸造所より、「Schlenkerla Rauchbier Marzen alc5.1%シュレンケルラ・ラオホ・メルツェン」樽。色合いはこげ茶色、麦芽由来の薫り高い燻製香とスモーキーな味わいは、一度飲んだら忘れられないほど印象的。余韻も充分なスモーキーさを愉しめます。
ラオホとは、ドイツ語で“煙”の意味。下面発酵ビールのラガースタイルで、伐採して3年寝かしたブナ材を使用。麦芽に直火で燻すという独特な方法により、スモーキーな香りと風味が生まれます。 かつてラオホビールを造る醸造所は多く存在していましたが、現在
バンベルグでは同スタイルのビールを造る醸造所はこちらのヘラー醸造所と、スペツィアール醸造所の2箇所のみとなりました。